2014/10/17

CRISPRシステムを用いたノックアウトマウス作製支援について

当法人では、昨年よりCRISPRシステムを用いたノックアウトマウス作製支援を開始させて頂いております。
CRISPR/Cas9システムはこれまでの方法に比べて、非常に簡便かつ短期間でノックアウトマウスが作製できてしまう事から、当法人でお手伝いさせて頂く件数が非常に増えてきております。
それに伴い、標的遺伝子が重複してしまう可能性も否定できません。(特にヒト疾患と同じアミノ酸置換を導入するような場合には全く同じマウスとなります。)

そこで、当法人では下記の点について、皆様のご理解を賜りたくお願い申し上げます。

1.標的遺伝子が重複した依頼がございましても、当法人は一切言及致しません。
また、他のご依頼者様と重複しているかどうか等のお問い合わせにつきましても、当法人は一切応じられません。(過去に作製した分と重複してしまう可能性もございます。)

2.当法人でCRISPR/Cas9発現ベクターの作製を行う場合、最も効率がよいデザインで作製させて頂きますので、使用するgRNA配列等が重複してしまう可能性があります。

以上、何卒ご高配頂けましたら幸甚に存じます。
その他にご要望・ご不明な点がございましたら、いつでもご連絡下さい。
今後とも当法人をよろしくお願い致します。

NPO法人 発生工学研究会
伊川 正人