支援概要 Overview

まずは標的遺伝子をIMPC (https://www.mousephenotype.org/)で検索してみてください。ESで16000ライン、ターゲティングベクターで18000種くらいがすでに準備されています!
当法人ではIKMC由来のES細胞からキメラマウスを作ったり、ターゲティングベクターを使って相同組み換えES細胞のスクリーニングをお手伝いします。

IMPCでは提供されていないKOマウスやノックインマウスの作製につきましても当NPO法人はお手伝します。お気軽にご相談ください。

供給できるサービスは下記の2つです。

  1. ターゲティングベクターを受け取り、キメラマウスを渡す。
  2. 相同組換えES細胞を受け取り、キメラマウスを渡す。

研究支援を希望される方は、まず「ノックアウト実験基本実施プラン」をお読みください。その後、実験内容の要約をメールで発生工学研究会にお送り下さい。計画が達成可能と判断されましたらお引き受けいたします。

また、大阪大学微生物病研究所教員による学術的なサポートを要しますので、最初の発表論文に共同著者として加えて頂くことを条件とさせて頂いております。

なお、ES細胞を用いたキメラマウス作製は、ES細胞自体の"質"(培養状態)により生殖系列へ寄与しなくなってしまったり、キメラマウス自体が得られない場合があります。
これまでの経験より、そのような場合の多くはES細胞自体に問題があるか、培養の途中で目には見えない"質"が変化してしまったと考えられます。
このような場合、ご支援できる範囲が限られてしまいますことを何卒ご留意下さい。

キメラマウス